コードを感じる
先日のレッスンでのこと。4歳の女の子のお母さんが『最近、音楽を聴いて”Cmの悲しい感じがする”とか言っています』と、
教えてくださいました。
去年の秋から始めた『コードの聴き取り』の成果を実感できてとてもうれしかったです。
レッスンではC,Cm,Csus4など様々なコードを聴いて、感じたことを言葉にしてもらいます。
理論から入るのではなく、聴いて感じることから入るコード。同じコードを聴いても、
人によって感じ方や、表現する言葉が違うのがおもしろいです。
それが、演奏した時に『個性』となって、現れてくるのかも。
レッスン時以外でも、音楽に耳を傾けて感じている生徒さんを想像して、
うれしくなったのでした。
吉永理恵
神戸女学院大学音楽学部音楽科ピアノ専攻卒業。
ピアノを富永裕子、前中明子各氏、声楽を小川明子氏に師事。
2014年3月まで県内の高校で音楽の非常勤講師を勤める。
現在、鳴門「第九」を歌う会等の伴奏活動を行いながら、
徳島県鳴門市で吉永ピアノ教室でピアノの指導にあたる。
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