聴くということ
3月22日に藤沢、29日に東京へ、パスカル・ドゥヴァイヨン教授のセミナーに行ってきました。
何回か受講しているドゥヴァイヨン先生のセミナーですが、毎回新しい発見と気づきがあります。
藤沢では、ショパンのテクニックについての講義と公開レッスン。公開レッスンでは、一方的ではなく
生徒にたくさんの質問を投げかけて、生徒の中から音楽を引き出そうとするドゥヴァイヨン先生の姿勢が印象的でした。
東京では、『聴くということ』についてのグループレッスン、自分の演奏も他人の演奏もなんとなく『聞く』のではなく、
自発的に『聴く』ことの大切さ。より良い演奏にするためにお互い意見を言い合うことをためらわない等、
難しいけど普段から心掛けなければ、と反省しきりのセミナーでした。
朝から夕方遅くまで行われたセミナー。休憩時間が短くなっても、参加者の質問に熱心に答えてくださる
ドゥヴァイヨン先生の情熱とエネルギーに圧倒された2日間でした!
吉永理恵
神戸女学院大学音楽学部音楽科ピアノ専攻卒業。
ピアノを富永裕子、前中明子各氏、声楽を小川明子氏に師事。
2014年3月まで県内の高校で音楽の非常勤講師を勤める。
現在、鳴門「第九」を歌う会等の伴奏活動を行いながら、
徳島県鳴門市で吉永ピアノ教室でピアノの指導にあたる。
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