ピアノ発表会
11月1日にときわホール(アスティとくしま内)にて、今年も吉永ピアノ教室発表会を
開催することができました。ピアノランドを使い始めてから初めてのホールでの発表会と
いうことで、前半はピアノランドの曲と、ピアノランドの著者樹原涼子先生の作品ばかり。
後半はジャズ、フランスものなど、バラエティー豊かな作品のプログラムになりました。
二段階指導法の第一段階が終わり、第二段階に入ったばかりで、
『良い手の形で2つや3つの黒鍵を弾いて、響きが消えるまで聴く』ということをした
小学校一年生のAちゃんとBちゃん。スタインウェイのとっても響きの良いピアノと、
まろやかな響きを創るホールで、『自分の音』に耳を澄ましました。
鍵盤の右側は響きが短くて、左側は響きが長いことに気付いたAちゃん。鍵盤の真ん中を弾いて、
鍵盤の同じ場所でもホールのピアノの方がレッスン室のピアノより響きが長いことに気がついたBちゃん。
そのことに気が付いた時の驚いて嬉しそうだったふたりの様子に、私もとってもうれしくなりました。
何人ものお客様から、『みんな音がとてもきれいだった』との感想をいただきうれしかったです。
『響きに耳を澄ます』という経験を積んだこどもたち。次回の発表会で、どんな演奏を聴かせてくれるのか、
今から楽しみです。
いつもたくさんのご協力、ご理解をくださる保護者のみなさま、聴きに来てくださったすべてのお客様、
本当にありがとうございました。
そして、こどもたちに素敵な花束を作ってくださったりんご屋さん、打ち上げで大好評のマフィンを作ってくださったカフェ”riche”さん、
ありがとうございました。
2015年11月2日
吉永理恵
神戸女学院大学音楽学部音楽科ピアノ専攻卒業。
ピアノを富永裕子、前中明子各氏、声楽を小川明子氏に師事。
2014年3月まで県内の高校で音楽の非常勤講師を勤める。
現在、鳴門「第九」を歌う会等の伴奏活動を行いながら、
徳島県鳴門市で吉永ピアノ教室でピアノの指導にあたる。
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