ピティナステップ/サンポートホール高松
4月30日はピティナステップに出るために、生徒さんたちとサンポートホール高松へ。
第1小ホールは音響も雰囲気もとても良いホールで、生徒さんたちにも人気!
鳴門ICからサンポートホール高松へは高速を使って1時間。結構近いのです。
吉永ピアノ教室の生徒さんたちはみんな、レッスンの時よりも本番の演奏が1番素晴らしくて
「みんな本番に強い!」と驚きました。
シューマンの「トロイメライ」を弾いた中学1年生のAちゃんからは、「今までで1番、響きを聴きながら弾けた!」との感想が。確かに、そのことがよく伝わってきた演奏で、客席から聴いていて本当に感動しました。
アドバイザーの赤松林太郎先生が講評でおっしゃっていた、
「音を間違わないとか、解釈が違うとかではなく、“魂”がある演奏、曲の雰囲気が伝わってくる演奏が聴きたい。」という話が心に沁みました。そうだよな、演奏はテストのように減点方式で採点されるものじゃないよな、と。
最後の第9部では、私もドビュッシーの「水の反映」、ラヴェルの「悲しき鳥たち」、ショパンの「ワルツヘ短調」を演奏。アドヴァイザーの先生方から励ましになる言葉や、すごく参考になるアドバイスをいただきました。
そして、第9部で素晴らしい演奏をされた方が!なんと、音大も出ていないし、音楽とは関係のない仕事をされているとのこと。平日はほとんど弾けないので、休日に練習されているそう。その方の演奏は、全身全霊を音楽にかけて「音楽が生きがい」ということが伝わってくる、本当に感動的な演奏でした。吉永ピアノ教室の生徒さんたちにも、音大に行かなくても、音楽の仕事をしなくても生涯そういう風に音楽とかかわっていってほしいし、そうなるようにレッスンしていきたい、と決意を新たにした出会いでした。
みんな、よくがんばりました!楽しかったようで何よりです!
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